わたしたちの想い
子どもたちが「安心して音楽に出会える」ために
こどものうたチャンネルは、 子どもたちが音楽を好きになる入口として、 子育ての毎日の中で、親子の時間が少しでも穏やかでやさしいものになるよう、 そんな想いから活動を続けています。
こどものうたチャンネルは、 子どもたちが音楽を好きになる入口として、 子育ての毎日の中で、親子の時間が少しでも穏やかでやさしいものになるよう、 そんな想いから活動を続けています。
チャンネル開設当時、 子ども向けの歌動画は、 カラオケ音源やピアノ・キーボード伴奏が主流でした。
一方で、 鍵盤楽器以外の楽器を用いて、定期的に更新されているチャンネルはありませんでした。
わたしたちは、 その状況の中に、 自分たちが活動する意義を見出しました。
身近な歌の中に、 ヴァイオリンやフルートの音色が、 特別ではなく自然に存在していたらどうだろうか。
この活動は、 「楽器を好きになってもらいたい」という思いから始まったものではありません。
もちろん、 音楽や歌、楽器を好きになってもらえたら嬉しい。 けれど、それが今すぐである必要はないと考えています。
いつか大きくなったとき、 音楽や楽器が「少し身近な存在」として思い出されること。 こどものうたチャンネルは、 そんな未来につながる入口でありたいと思っています。
YouTubeでは、 強い色や激しい動きが、 再生数に有利になることがあります。
それでも、わたしたちは 映像表現を必要以上に派手にしない選択をしています。
大人であっても、 動きの激しい画面を見続けることで 「スマホ酔い」を感じることがあります。
強い点滅やフラッシュを避け、 色や動きの変化を抑え、 音楽そのものに意識が向くこと。
安心して、何度でも見られることを優先しました。
「できるだけYouTubeを見せたくない」 そう考えるご家庭があることも、 わたしたちは理解しています。
子どものことを思って悩んだ末の判断だからこそ、 その選択を大切にしたいと思っています。
そのうえで、 「こどものうたチャンネルだけは見せてもいい」 そう思ってもらえる存在でありたいと考えています。
今日はこの歌だけ。 つけっぱなしにしなくてもいい。 親子で少し安心できる時間をつくれること。
チャンネルを始めた当時、 日曜日の朝は子ども向け番組が放送されていない時間帯でした。
「今日はなんで、いつものがないの?」 そんなときに、 「じゃあ、これを一緒に見てみようか」 と差し出せる存在でありたいと思いました。
放送時間が変わり、 今は少し時間がずれています。 それでも、日曜日の朝というリズムを大切にし、 今もこの時間に公開を続けています。
ホール公演も、 親子が無理をしないことを基準に設計しています。
うたや楽器にはマイクを通し、 同期音源とあわせて演奏しています。
そのため、 子どもの声や泣き声があっても、 ほかの方の鑑賞の妨げになりにくい環境になります。
同じような年齢の子どもを育てる方々だからこその 「お互いさま」という空気も大切にしています。
わたしたちの公演では、 生の演奏と、同期音源を組み合わせることがあります。
「生演奏にこだわらないの?」 そんな声が聞こえてきそうですが、 わたしたちは生の音と、機械の音の両方にこだわっています。
街で耳にする音楽の多くには、 すでに機械の音が含まれています。 そんな時代だからこそ、 目の前で鳴る生の音と音源の響きが、 自然に重なる体験を大切にしたいと考えています。
オーケストラが好きになってもいい。 バンドが好きになってもいい。 ボカロが好きになってもいい。 わたしたちは、 どんな音楽にもつながっていける 入り口でありたいと思っています。
上演時間は45分前後。 最後まで座っていられるかより、 楽しい時間があったかを大切にしています。
価格も、 親子が無理をしないことを大切にして決めています。
2020年、 音楽家として厳しい状況の中で チャンネルは始まりました。
その後、有観客公演をきっかけに、 会場に来られない子どもたちの未来を支える一助として、 主催公演の収益の一部を寄付しています。
これまでに、 総額58,250円を寄付しました。 できる形で、支援を続けていきたいと考えています。
こどものうたチャンネルが目指しているのは、 一時的に話題になることではありません。
「こどものうたチャンネル」から卒業したお友達と、 大きくなったときに、 出演者として、 お客さんとして、 あるいは同じステージに立つ共演者として。 どんな形であっても、 音楽を通じて再会できる日を、 わたしたちは楽しみにしています。